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November 22, 2006

Think — 夜に猫が身をひそめるところ

クラフト・エヴィング商會プレゼンツ「ミルリトン探偵局シリーズ1」です。
1999年12月に発行された本で、ずっと積ん読していました。
発行された後に、新宿・紀伊国屋画廊でも展示会が開かれていたんですよね。
足を運んでいたくせに、未読。情けない。
そして最近、ようやく読みました。

黒猫シンクが外出先から持ち帰る色んな「もの」
それらを元に、猫の見てきた「人」に思いを馳せる、ミルリトン探偵局の面々。
時折現れる、カラーやモノクロの味わい深い「時」を切り取る写真。
そして、夢のように現れる、3篇のちょっと変わった「物語」

一言で現すなら。
眠れない夜にぴったりの一冊

著者は吉田音さん
両親はクラフトエヴィング商會を営んでおり、その一人娘なのだそう。※1
だからかな、内容はクラフトエヴィング商會とは一線を画します。奥底に流れているものは同じだけど。
内容は、全体的にちょっと詰めが甘いかなぁ。何かが物足りない。何かが。けど、それだからこそいいともいえるのかな?
長編を読んでいるような感覚と、短編集を読んでいるような感覚を同時に味わえる作品です。
秋の夜長に、お気に入りの紅茶とミルリトン(なければお菓子)をお供に、ぱらぱらっと読むべし

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May 02, 2006

ウール100%

クラフト・エヴィング商會が装幀を担当していることでようやく知ったこの一冊。
初版は2001年に出ているという、気がつくのが遅すぎる感がありますね、私。
これはハードカバーのマンガです。
コマ割りもこってたりしません。1ページにつきシンプルな4コマがあるだけ。
主な登場人物は、OLのドリー(羊)、ドリーの彼氏候補・つむじくん(羊)、ドリーの親友・ハルミさん(人間)、ドリーのお母さん(羊)。
作品名は「ウール100%」。けど、「羊毛は一切使用しておりません」の注意書き付き
なんというか、まったり感あふれる作品。
あ、ほっこり感というほうが似合うかな?
爆笑できるほど面白いわけではない。けど、ニヤリとしてしまうところもある。「あるあるある」と頷きたくもなる。
例えばおなかがいっぱいになった昼下がりとか、ドラマチックな展開よりぼへーっとしたい時とか、そういうのんびり気分にピッタリな一冊
こういう雰囲気も、たまにはいいよね。

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January 14, 2005

どこかにいってしまったものたち

代々「不思議なもの」を取り扱っているクラフト・エヴィング商會は、明治時代の頃から続く老舗の商会・・・だそうです。
この商会で昔取り扱っていた品で、今はどこにいってしまったのか分からない品々の抜け殻(パッケージや取り扱い説明書など)ばかりを集めたカタログが、本書『どこかにいってしまったものたち』です。
全体的にレトロな雰囲気の本なので、新品なのにとても使い込まれた本のような、不思議な感覚を味わうことでしょう。

では、具体的にどんな「どこかにいってしまったものたち」が紹介されているのかをご紹介いたしましょう。

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